オリジナルの袋や箱で認知度が向上、出荷量・販路が拡大

東京ねぎっこ組合
宮崎 勲さん

 東京ねぎっこ組合は、府中市でねぎを生産している4戸の農家で作る出荷組合です。私たちの組合で生産するねぎは、府中市を流れる多摩川にちなみ、「多摩川ねぎ」の名前で地元のスーパーなどに出荷しています。しかし当初は名前の入った防曇袋を持っていなかったため、スーパーの売り場で他のねぎと区別ができない状態でした。そこで「多摩川ねぎ」のブランド化を図るために、ロゴマークとオリジナルの防曇袋、出荷箱、ポップなどを作成することになりました。ロゴマークはねぎの「ね」にねぎの形があしらわれた親しみやすいものになっています。このロゴマークと「多摩川ねぎ」の名前を大きく入れた防曇袋が店頭に並ぶことで、消費者の皆さんやスーパーの従業員の方々への認知を高め、またオリジナルの出荷箱によってバイヤーなどの取引関係者への周知拡大を図っています。これらを作った結果、売れ行きが順調に伸び、栽培量、出荷量も拡大しています。