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有機農業堆肥センターでは、財団青梅庁舎(旧東京都畜産試験場)や近隣畜産農家から毎日搬入される家畜ふん(飼料残渣や敷料を含む。)に、産業廃棄物処理施設で生産された街路樹等の剪定枝チップを副資材として混合し、2~3ヶ月間かけて完熟堆肥化を図っています。
1日当たりの家畜ふんの処理量は約2,700キログラムです。ふんの種類としては、牛ふんが約80%、豚ぷん約15%、鶏ふん約5%の割合です。搬入されるこれらの生ふんを連続して処理し、年間約400トン(水分含量50%換算)の堆肥を製造しています。
当センターで製造された堆肥を、優良堆肥「とうきょう元気堆肥」として販売しています。
完成した堆肥は、利用者の皆様が安心して使用できるよう定期的に成分や植害試験を実施し、品質の確保を図っています。(主要な成分の含有量は乾物中、但し水分含量以下は現物中)
窒素全量 | 2.18% |
りん酸全量 | 2.79% |
加里全量 | 2.51% |
石灰全量 | 6.70% |
苦土全量 | 1.15% |
水分含有量 | 48.9% |
炭素窒素比 | 18 |
水素イオン濃度指数(pH) | 9.03 |
電気伝導率 | 0.23ⅿs/cm |
(令和6年6月時点)