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東京での就農を本気で考えるツアー(第3回)を開催しました
東京での就農を本気で考えるツアー第3回を開催しました
参加者は男性2名、女性2名の計4名で都内での就農に関心を持つ方々にご参加いただけました。
気持ち良い秋晴れの空の下、少人数なことから質問などもしやすい雰囲気でツアーを実施出来ました。
《開催概要》
当日は下記のようなスケジュールで進行いたしました。
9時 立川駅南口集合・出発
(車内にて)就農までの道のりパンフ解説、研修の必要性等を中心に解説
午前中 八王子研修農場 概要説明、 実習農場の見学、 研修室にて質疑応答
(約2時間)
正午ごろ 道の駅 八王子滝山にて各自で昼食休憩
午後 先輩農家 吉岡信一氏 紹介・挨拶、 農場見学、 講師の就農体験談・質疑応答
(1時間半程度)
(車内にて)研修農場以外からの就農について解説、ツアーを通しての補足事項連絡と質疑応答
16時半 立川駅到着・アンケート回収・解散
ツアー午前中の様子
まず、研修室内でアカデミー研修農場設立に経緯から始まり、研修農場のカリキュラム紹介や、卒業生の就農状況などの解説を聞きました。その後、作業棟や実習農場を見学しました。在籍生にインタビュー形式で作業内容や研修への思いなどを聞く時間もとれました。
アンケートでは、「アカデミーでは農場長から有意義なお話が聞けた」「個別の質問にも答えていただけたので満足」など好評でした。
ツアー午後の様子
午後の卒業生訪問では、今年3月に研修農場を卒業し、八王子市に就農した吉岡信一さんの農場を訪問しました。吉岡さんの農場では、秋冬作は主にキャベツとネギを作付けています。ほ場を見学しながら、キャベツの病害防除で失敗してしまった話やネギの作柄は非常によく出荷先からも好評であること等、ありのままに話していただきました。農業機械の購入検討や格納庫の自作の体験談は就農時の資金準備の参考になったようです。
作業場のハウス内にいすを並べて、吉岡さんの就農のきっかけや思い、苦労した点、就農に向けて大切だと思うこと等を体験談としてお話しいただきました。研修農場入校までの経緯や研修期間中にどのような就農準備をしたか、資金や農地の確保についても実体験を話していただきました。吉岡さんは、就農した八王子市小比企地区での人のつながりを大切にされていて、それによって教わることや失敗時に助けてもらった話も印象的でした。
参加者アンケートでも「就農して頑張っている人の話が聞けて自分もやる気が出た」「失敗談なども隠さず話していただけて現実が伝わった」と満足度の高い時間になりました。
野菜の重さと大きさと収益性の話なども、実物を見ながら分かり易くお話しいただきました。
参加者アンケートの結果より
今後の開催について
今年度初めて企画したツアーですが、全3回とも好天の中、好評のうちに終了することができました。
今後も就農に向けた情報提供の機会を設けて参ります。
新たなツアー等実施する際には、当財団ホームページやX(旧Twitter)でお知らせします。