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東京での就農を本気で考えるツアー(令和6年度第2回)を開催しました
東京での就農を本気で考えるツアー令和6年度第2回を開催しました
当日は下記のようなスケジュールで進行いたしました。
9 時 立川駅南口集合・出発
(車内にて) 就農までの道のりパンフ解説、研修の必要性等を中心に解説
午前中 八王子研修農場 概要説明、 実習ほ場の見学、 研修室にて質疑応答
(約2.5時間)
正午ごろ 道の駅 八王子滝山にて各自で昼食休憩
(車内にて) 就農の道のり、補足事項等について
午 後 先輩農家 吉岡信一氏ほ場 紹介・挨拶、 ほ場見学、 講師の就農体験談・質疑応答
(2時間程度)
16時20分 八王子駅到着・アンケート回収・解散
ツアー午前中の様子
その後、作業棟や養液栽培トマトのハウスなどを見て、徒歩で移動しながら農場を見学しました。台風の影響で雨を心配していましたが、ほ場見学中は快晴となりました。農場長からは、珍しい品目などを次々紹介し、参加者の皆さんは興味津々でした。また、防風ネットを張ったり、雨水を畑の外へ流すための溝堀りなど、台風対策のための実践的な実習の様子を垣間見ることができて、充実した見学となりました。
アンケートでは、「農場長の情熱に就農への気持ちが強くなりました」「農業の現実やアカデミーのことをよく知れた」など満足度の高いコメントが寄せられました。
ツアー午後の様子
午後の卒業生訪問では、昨年3月に研修農場を卒業し、八王子市に就農して2年目の吉岡信一さんの農場を訪問しました。到着時、かなり雨が強くなってしまったため、ほ場見学は作業場のハウスから眺めるのみになってしまいました。しかし、大雨対策として吉岡さんが掘った溝がまさに役立つ様子なども見ることができ、午前中の見学内容と卒業後の実践がつながったところでもありました。
その後、作業場ハウス内で、吉岡さんの体験談を聞きました。吉岡さんが農業を始めたいと思った経緯から、アカデミー研修農場での研修時の様子、農地探しの様子などをお話しいただきました。特に農地については、同期の方々の就農地などとも比べながら自身はかなりの好条件の場所を借りられたので運が良かったと話されていたのが印象的でした。就農してからは、技術的には成功も失敗もあることや、地域のつながりを大切にしてちょっとした課題を解決してきたことなど、リアルを感じるお話でした。就農開始にあたっての自己資金をどのくらい使ったか、今現在の売り上げ状況なども質問に答えてくださり、アンケートでは「農業についた現場の方の声が聞けて良かった」「一生懸命に取り組まれてきた話が良かった」と本ツアーの目的を達成できた感想が寄せられ、事務局としても大変うれしく思います。最後には雨があがったので、吉岡さんの実際に購入された農業機械などを見ながら開業資金についての話題なども盛り上がりました。
今後の開催について
今年度、2年目の「東京での就農を本気で考えるツアー」ですが、第2回は台風の進路に悩まされつつも、なんとか開催することができました。少人数で説明も行き届き、質問がしやすかったことも満足度につながったことと思います。
第3回は9月11日水曜日開催、第2回と同じコースで実施します。都内での就農に興味がある方のご参加をお待ちしております。
第4回は10月19日土曜日、卒業生2名(2期生および3期生)を巡り、複数の就農事例を知るコースで実施します。
ツアーの詳細はこちら
https://www.tokyo-aff.or.jp/soshiki/2/84603.html
参加申し込みのページはこちら
https://www.znk.or.jp/report/page_173.html
また、第5回(12月開催予定)は雇用就農からの独立就農をテーマに11月上旬に公開予定で準備を進めております。ご興味ある方は、当財団のHPや東京就農ツアーInstagramアカウント(tokyo_shunou_tour)のフォローをお願いします。