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東京での就農を本気で考えるツアー(令和6年度第3回)を開催しました
東京での就農を本気で考えるツアー令和6年度第3回を開催しました
当日は下記のようなスケジュールで進行いたしました。
9時 立川駅南口集合・出発
(車内にて)就農までの道のりパンフ解説、農地貸借に求められる条件などを解説
午前中 八王子研修農場 概要説明、 実習ほ場の見学、 研修室にて質疑応答
(約2.5時間)
正午ごろ 道の駅 八王子滝山にて各自で昼食休憩
(車内にて)就農の道のり、情報収集活動。研修制度等についてご紹介
午後 先輩農家 吉岡信一氏ほ場 紹介・挨拶、 農場見学、 講師の就農体験談・質疑応答
(2時間程度)
16時00分 八王子駅到着・アンケート回収・解散
ツアー午前中の様子
その後、出荷調整機械や育苗ハウスなどを見学して、徒歩で移動しながら農場を見学しました。9月とは思えない残暑の日の開催となりましたが、研修生の多様な希望に応じて栽培を始めた珍しい品目などを次々紹介し、飽きることなく見て回られていました。また、在籍中の研修生に2年時の取組みの紹介や研修の感想などを聞く場面も設けられ、自身が研修を受けた場合のイメージもわく見学内容となったようです。
アンケートでは、「設備や農機具がたくさんあり参考になった」「研修農場が思ったよりも広大だった」など研修へのイメージがつかめたというコメントが寄せられました。
ツアー午後の様子
午後の卒業生訪問では、昨年3月に研修農場を卒業し、八王子市に就農して2年目の吉岡信一さんの農場を訪問しました。到着後、挨拶をしてからほ場見学に行きました。吉岡さんが1年目に借りられた50aのほ場一帯を見渡しながら、その畑で就農できたことは本当に恵まれているというお話を伺いました。また、吉岡さんの実際に購入された農業機械一式を見ながら、購入の経緯なども詳しくお話しいただきました。
その後、作業場ハウス内で、吉岡さんの体験談を聞きました。吉岡さんが農業を始めたいと思った経緯から、アカデミー研修農場での研修時の様子、経営の考え方などをお話しいただきました。特に研修農場に入ってからは、自分への投資として時間をいかに使うかを経営目線で考えたというお話が参加者の皆さんの印象に残ったようです。
就農してからは、様々な成功も失敗もある中で、農産物は価格の変動や気候による出来不出来もあってなんとか経営計画書の収入予定額を達成できたというリアルを感じるお話でした。アンケートでは「志の高い農家さんのお話が聞けて良かった」「投資や経営方法等参考になりました」と本ツアーの目的を達成できた感想が寄せられました。
快晴のため、作業ハウス内は遮光ネットや扇風機があっても暑かったのですが、参加者の皆さんは熱心に吉岡さんのお話を聞き、質問もたくさん出ていました。吉岡さん、ありがとうございました。
今後の開催について
今年度3回目の「東京での就農を本気で考えるツアー」ですが、今回はお天気に恵まれすぎる中、無事に開催することができました。少人数で説明も行き届き、質問がしやすかったことも満足度につながったことと思います。
第4回は10月19日土曜日に卒業生2名(2期生および3期生)を巡り、複数の就農事例を知るコースで実施します。現在募集中の東京農業アカデミー八王子研修農場令和7年度研修生募集<外部リンク>に応募される方にも是非ご参加いただきたいツアーです。
ツアーの詳細はこちら
https://www.tokyo-aff.or.jp/soshiki/2/84603.html
参加申し込みのページはこちら
https://www.znk.or.jp/report/page_173.html<外部リンク>
また、第5回(12月開催)は雇用就農からの独立就農をテーマに11月上旬に公開予定で準備を進めております。ご興味ある方は、当財団のHPや東京就農ツアーInstagramアカウント(tokyo_shunou_tour)のフォローをお願いします。