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新樹種とは、海外からの導入や国内で育成された品種で、一般に広く流通していない樹種を指します。
立川市にある東京都農林総合研究センターには、日本植木協会新樹種部会の協力により約400種を展示している新樹種園見本園があり、いつでも見学できるように開放しています。新樹種たちが東京の気候に適合できるか調査を行っています。
1. 和名
一般的な和名を用いるよう心掛けた。しかし、近年導入された種、品種については、学名や園芸種名そのものが通称になっているものがあるため、生産・流通の段階で普及している呼称を用いた。
2. 学名
命名者名を省略し、ローマ法に準拠し表記した。
学名中の略称は以下の通りである。
cv. ‘ ’ 園芸品種
f. 品種
sp. 種小名
var. 変種
× 交雑種
3. 科名、属名
主にAPG体系に準じて表記した。
4. 分類:
・常緑性か落葉性について記載した。
・最終的な樹高について、以下の通り分類した。
0~1m 小低木
1~3m 低木
3~10m 小高木
10m~ 高木
5. 原産
基本種については主な原産地を記載した。
6. 樹高
2023年3月に調査した際の樹高について記載した。
10cmを最小単位とし、複数本植栽されている樹種は、2つ以上記載した。
7. 見頃
主な鑑賞時期について記載した。
8. 特徴
植物の主な特徴について記載した。
・柴田忠裕(1999)『コニファーズブック』グリーン情報
・日本植木協会(2000)『新樹種ガイドブック』建設物価調査会
・日本植木協会(2011)『改訂版 新樹種ガイドブック』建設物価調査会
・林将之(2020)『三渓ハンディ図鑑14 増補改訂 樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類』山と渓谷社