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東京都で就農を希望する方・新規就農者の方・経営に新技術を取り入れたい農業者の方などに対して、「東京都指導農業士」等による農業研修を実施しています。
●農業体験研修(5日以内)※連続した5日間である必要はありません
東京都内で就農を希望する方に向けた、農作業体験を通じて適性等を確認する研修です。
●農業技術研修(20日程度)※連続した20日間である必要はありません
東京都内での就農準備中の方、新技術・新品目等を学びたい農業者の方等に向けた、一連の栽培管理技術や出荷調整技術、販売方法などを学ぶ研修です。
●営農力育成研修(60日程度)※連続した60日間である必要はありません
東京都内で農地を継承された方、働きながら週末を利用して就農に向けて継続的に学びたい方などを対象とした、年間を通じて経営に必要な知識や栽培技術を習得する研修です。
※研修の種類は、就農相談でお聞きした要望から最適なものを財団がご提案します。
※研修内容は、研修受入れ先の経営作目や研修実施時期によって異なります。
※研修受入れ先は、「東京都指導農業士」等、担い手の育成に取り組んでいる農業者・法人です。
※指導農業士とは
指導農業士とは、各地域で青年農業者の育成・指導に取り組む先進的な農業者のうち、知事が認定する者のことです。全国では45都道府県で約1万人が「指導農業士」に認定されており、各地域の農業振興や担い手の育成のために活躍しています。東京都でも平成28年度より「東京都指導農業士」の認定を行っています。
詳しくは東京都農林水産部HPへ<外部リンク>
都内で研修受入れ可能な地域は以下のとおりです(研修内容は受入れ時期により変更となる場合があります)。
地域 | 区市町村名 | 研修内容 |
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西多摩 | 青梅市 | 露地野菜、施設野菜(トマト等)、環境保全型農業、野菜苗 |
あきる野市 | 露地野菜(スイートコーン等)、施設野菜(トマト等)、植木苗 | |
羽村市 | 露地・施設野菜、施設イチゴ | |
瑞穂町 | 露地・施設野菜、野菜苗、花き(シクラメン、花苗、鉢花) | |
日の出町 | 露地野菜、施設野菜(トマト、キュウリ等)、野菜苗 | |
南多摩 | 八王子市 | 露地野菜、施設野菜、環境保全型農業、果樹、花き、水稲、酪農、乳加工 |
町田市 | 露地・施設野菜、施設イチゴ、植木 | |
北多摩 | 立川市 | 露地野菜、施設野菜(トマト等)、農業体験農園、果樹(ブドウ、キウイフルーツ、モモ等) |
武蔵野市 | 露地野菜、果樹(ブルーベリー) | |
三鷹市 | 露地・施設野菜、野菜苗、果樹(ブルーベリー、キウイフルーツ等)、植木(ソヨゴ、コニファー類等) | |
府中市 | 施設野菜(トマト等) | |
調布市 | 露地・施設野菜、ハーブ | |
小金井市 | 露地・施設野菜 | |
小平市 | 露地・施設野菜、果樹(ブドウ、ナシ、ブルーベリー、キウイフルーツ等)、花き(切り花、花壇苗、鉢花)、農産物の加工(ジャム、漬物等) | |
東村山市 | 露地・施設野菜、農業体験農園、果樹(ナシ、ブドウ、キウイフルーツ、ネクタリン、プルーン等)、花き(花壇苗、鉢花) | |
国立市 | 露地・施設野菜、果樹(ナシ、カキ、ウメ等) | |
西東京市 | 露地・施設野菜、農業体験農園、環境保全型農業 | |
狛江市 | 露地・施設野菜 | |
東大和市 | 露地野菜、施設野菜(トマト、キュウリ養液栽培)、野菜苗 | |
清瀬市 | 露地野菜(コカブ、ホウレンソウ、セロリ等)、施設野菜(トマト養液栽培、ミズナ等)、野菜苗、果樹(ブドウ)、花き | |
東久留米市 | 露地・施設野菜、施設イチゴ | |
武蔵村山市 | 露地野菜、施設野菜(コマツナ等) | |
区部 | 世田谷区 | 花き(花壇苗、鉢花)、施設野菜(トマト) |
練馬区 | 農業体験農園、露地野菜、施設野菜(トマト、イチゴ等)、果樹(ブルーベリー、柿等) | |
足立区 | 露地野菜、施設野菜(コマツナ等) | |
葛飾区 | 露地・施設野菜 | |
江戸川区 | コマツナ | |
島しょ | 三宅村 | 花き(キキョウラン、ドラセナ等)、果樹(パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ等)、露地野菜(アシタバ)、施設野菜(キヌサヤ、トマト等) |
八丈町 | 花き(フェニックス・ロベレニー、レザーファン、ルスカス、キキョウラン、ストレリチア、観葉鉢物、ヒサカキ等)、果樹(パッションフルーツ、八丈フルーツレモン)、露地野菜(アシタバ) | |
小笠原村 | 野菜、果樹 |
各研修は指導農業士等を活用した農業研修実施要領 [PDFファイル/201KB]に基づき実施しています。
1.就農相談
農業体験研修や農業技術研修を希望される方は、(公財)東京都農林水産振興財団で対面またはオンラインによる就農相談をお受けください。
新規就農相談申込ページ:青年農業者等育成センターによる就農相談 - 東京都農林水産振興財団ホームページ (tokyo-aff.or.jp)
2.農業研修申込書の提出
研修希望者の方からどのような研修を受けたいかを伺い、ご利用いただく研修の種類(体験・技術・営農力のいずれか)を決定します。農業研修申込書に必要事項をご記入・ご提出いただきます(下記に電子データあり。就農相談後の提出となります)。原則として、申込は研修を希望する年度の1月末までにお願いします。
農業研修申込書 [Excelファイル/20KB]※就農相談の後ご提出ください
3.受入れ先のマッチングと計画書作成(財団職員による)
具体的な研修内容について、財団担当者が、受講希望者と研修受入れ先とのマッチングなどの調整を行い、研修計画書を作成します。
4.研修の実施
研修計画書に基づき、研修受入れ先のもとで研修を実施します。
5.報告書の提出
研修終了後2週間以内に、研修報告書を作成し財団に提出ください。
農業研修報告書(研修生用) [Excelファイル/39KB]
農業研修報告書(研修受入先用) [Excelファイル/45KB]
お問い合わせ先:(公財)東京都農林水産振興財団 農業支援課 担い手支援係
電話:042-528-1357 E-mail:ninaite-ikusei@tdfaff.com
【チラシ】農業研修のご案内 [PDFファイル/540KB](2023.11版)
農業体験研修の様子(例:野菜の出荷調整) 農業技術研修の様子(例:キウイの管理作業)
営農力育成研修の様子(例:出荷管理の指導)