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当財団では、花粉を多く飛散するスギ・ヒノキ林を伐採し、花粉の少ないスギなどに植え替える「花粉の少ない森づくり運動」を推進しています。また、森林循環を促進するため、多摩地域で生育し、適正に管理された森林から生産された多摩産材の利用と普及に努めています。
樹木は二酸化炭素を吸収し、炭素として取り込みます。取り込んだ炭素は、伐採された木材・木製品でも固定され続け、木材を使うことは地球温暖化の防止に繋がります。
立川庁舎では、平成29年に外構、内装、什器など、可能な限り多摩産材を利用した庁舎に改修し、多摩産材モデルオフィスとして公開しています。
多摩産材利用材積 約38m³(直径25cm×4mの丸太で約304本分に相当)
正面玄関 エントランス
ヒノキ執務机 ヒノキ長机
当財団が管理する森林及び貯木場について、森林認証制度※2における一般社団法人緑の循環認証会議(SGEC)の森林管理(FM)認証及びCoC認証を取得しました。
※2 適切な森林管理や持続可能な森林経営を行っている森林と、そこから生産・加工された木材等を取り扱う加工・流通業者を第三者機関が審査・認証し、一般材と区分する制度のこと。持続可能な森林経営を行っている森林を認証する森林管理(FM)認証と、認証森林から産出される認証生産物の生産・加工・流通の各工程が適切に管理されていることを認証するCoC認証がある。