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こんにちは、理事長です。
今月、原宿に、イケアやユニクロなどの商業施設、レストラン、ホール、共同住宅などの複合施設「WITH HARAJUKU」(ウィズ原宿)がオープンしました。
6月12日、開業間もない施設を視察しました。リニューアルされたJR原宿駅前に、ガラス張りの低層階の商業施設とスギ材で格子状の外観の高層階の共同住宅がひときわ目立つフォルムを提供していました。内装や外装に国産木材、多摩産材を豊富に取り入れ、随所に木の温もりが感じられる空間デザインになっています。
財団では、「にぎわい施設で目立つ多摩産材推進事業」の補助事業により施設整備を支援しました。
今後、多摩産材のPRに一役買ってくれるものと期待します。
写真はいずれもWITH HARAJUKU
次に、小田急線 参宮橋駅を訪ねました。ここでは、駅舎改修に合わせ、柱や屋根に多摩産材を使い、駅舎の木質化に取り組んでいます。明治神宮や代々木公園に近く、大きな街路樹や植栽にあふれた駅周辺の環境との共生を図り、木の温かみがあり親しまれる駅を目指しているそうです。
このように街中の、目立つところに木材を取り入れた施設が増えることで、木材の利用拡大と潤いのある街づくりが進むといいですね。