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今月から、緑化運動ポスターの募集が始まりました。
戦後間もない昭和25年、戦災で荒れた全国の森林や国土にみどり復活させるため、広く植樹、植林の全国運動が本格的に始まりました。
同時に、広く国民に緑化推進を呼びかけるポスターの原画募集が開始されました。
今年で70年目ですね。小、中、高生が対象で、締め切りは9月30日です。学校を通しての応募が原則ですが、財団でも直接受け付けます。
昨年度、都内では小、中、高あわせて85校から846点の応募がありました。そのうち25点を入賞とし、東京都緑化推進委員会会長(東京都知事)名で表彰を行いました。
緑化運動というとどうしても、木を植える、森を守る、という視点での発想に傾きがちですが、多摩地域の森林の約6割が人工林です。スギやヒノキなどの人工林は適切な時期に伐って、新しい苗に植え替えていく必要があります。
地球温暖化防止の観点からも、成長期にある木の方がCO2を効率よく吸収するといわれています。
森林は、自然のまま放置するのではなく、「伐って、使って、植える」という森林循環が大切です。
そういう観点からのポスターがあるといいですね。
応募した方にはもれなく参加記念品と今年度に限り特製バッチ(2020年東京都版)がもらえるそうです。
小学生、中学生、高校生の皆さんの応募をお待ちしています。
https://www.tokyo-aff.or.jp/site/donation/2098.html