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公益財団法人東京都農林水産振興財団は、2020年度開設した東京農業アカデミー八王子研修農場の栽培実習で収穫された野菜の一部を、フードバンクを通じて地域の子ども食堂等へ寄付する取組を開始しました。
7月31日、財団とフードバンク八王子との間で、財団の農産物の提供に関して、提携して進めていくことやお互いの責任範囲を明確にする合意書を締結しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、子ども食堂の運営も厳しい状況にある中で、地域の皆様に新鮮野菜をお届けし、食糧支援を行うことで、地域との共生を目指すものです。
今後も、当財団では社会貢献活動の一環として、フードバンク活動を実施している団体を通じた子ども食堂や福祉施設等への支援を行うとともに、資源の有効活用や食品ロス削減並びに東京産食材の地産地消を推進してまいります。
農外から都内で就農を希望する者が、就農に必要な栽培技術等を2年間かけて習得するための研修施設で、東京都が設置し、当財団が運営を担ってます。
フードバンクとは、品質に問題がないにも関わらず処分される食品を企業・個人から寄付を受けて、食品支援を必要とする家庭や施設等に届ける団体や活動です。