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こんにちは、理事長の影山です。
8月21日、一般社団法人 東京都農業会議の総会・理事会に出席してきました。東京都農業会議は、都内区市町村の農業委員会との連絡調整、農業委員会に対する支援、農地に関する情報の収集や提供、農業の担い手や就農支援、農地法の規定による業務などを行う組織です。区市町村農業委員会長、区市町村、学識経験者、農業関係団体で構成されています。私は農業関係団体の理事長ということで、東京都農業会議の理事(非常勤)になっています。
今回の総会・理事会では、理事や監事の補充人事、副会長などの選任が行われました。
また、「東京都の農業振興・農地保全施策に関する意見」が採択されました。これは、新型コロナウィルス感染拡大に伴う農業施策に関して東京都への要望事項を意見としてまとめたものです。こうした関係行政機関等への意見の提出も農業会議の役割の一つです。今回提出された意見の主な内容は、
・新型コロナウィルスに対応するための区市町村、JA等への財政支援
・直販農家向けの感染拡大防止のための東京版ガイドラインの作成
・島しょ地域の農業に対する支援の拡充
・市街化区域内の新規就農者に対する営農資金の交付による支援
・特定生産緑地制度の啓発に取り組む区市への財政的な支援
です。
私からは、新規就農希望者の育成に取り組む東京農業アカデミー八王子研修農場の最近の研修の状況を研修農場新聞により、情報提供しました。 研修農場新聞 [PDFファイル/2.29MB]
財団と農業会議では、農業の担い手や新規就農者への支援、消費者と農業者との交流促進など接点も多くあります。今後とも連携を密にしていきたいと思います。
あいさつする東京都農業会議の青山会長