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こんにちは、理事長の岩瀨です。
当財団は東京都とともに、多摩地域の花粉を多く飛散するスギ・ヒノキ林を伐採し、花粉の少ないスギなどに植え替える「花粉の少ない森づくり」を進めています。
2007年から開始した「企業の森」事業の協定は、これまでに38箇所、総面積は約80ヘクタールの森林に及び、企業や団体の皆様には森林整備費用相当の寄附にご協力いただく一方、森林を社員体験・研修の場として、植樹や下刈り体験などにご活用いただいています。
2月5日(月)、花粉の少ない森づくりの主旨にご賛同いただいた株式会社メタルワン様(本社:千代田区丸の内)へお伺いし、「企業の森」第39号となる協定の締結式を行いました。
メタルワン様は、2023年に設立20周年を迎えられました。その節目で「企業の森」事業にご協力をいただけることとなり、日の出町に所在する森林に「メタルワン成長の森」と名付けられました。
締結式は、東京の山並みが遠望できる会場において、和やかな雰囲気で行われました。
北村京介社長からは、企業理念として掲げる「地球市民」の自覚を社員一人ひとりが持ち、「企業の森」での森林整備を通じて、環境負荷軽減や環境保護、生物多様性の維持・保全に貢献していきたいとのお話しをいただきました。
私からは、水源のかん養や災害の防止、二酸化炭素の吸収など、欠かすことのできない様々な機能を持つ森林の機能を十分に発揮するには、森林を循環させることが大切であることをお伝えしました。
森林の循環を進め、地球温暖化の緩和にも貢献する、「花粉の少ない森づくり運動」には、広く都民や企業、団体の皆さんの参加と協力が必要です。
いただいた寄附金は森林整備や、花粉の少ない森づくりの運動のための貴重な財源として役立ててまいります。
協定書の手交
懇談の様子