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財団事務所のご紹介

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0099957 更新日:2026年9月1日

こんにちは、理事長の須藤です。令和8年6月に寺﨑前理事長の後を継いで就任しました。どうぞ宜しくお願いいたします。今回はご挨拶とあわせて、就任後に訪れた財団の事業所をご紹介したいと思います。現場で進められている取組を通じて、東京の農林水産業を支える財団の役割を、皆様に少しでも身近に感じていただければ幸いです。

まず訪れた河辺庁舎では、東京の森林を守り育てるため、花粉の少ない森づくり運動(※)を含む林業関係の事業に取り組んでいます。花粉を多く飛散させるスギ・ヒノキ人工林を伐採し、花粉の少ないスギ等へ植え替えることで、花粉の発生源対策にとどまらず、森林の循環を促し、伐採した木材の活用や林業の活性化にもつなげています。今回は貯木場も訪れ、搬入された木材がどのように管理され、活用へとつながっていくのかについて説明を受けました。現場を見ながら、都民の皆様の暮らしを守ることと、健全な森づくりを進めることの双方に関わる大切な事業であることを改めて感じました。

続いて訪れた八王子研修農場は住宅地のすぐ近くに位置しており、農業以外の分野から就農を希望する方々が栽培技術や農業経営を実践的に学ぶ研修施設です。研修生の皆さんは、日々の作業を通じて一つひとつの技術を学びながら、将来の就農に向けて真剣に取り組んでおり、中には朝早くから農場に来て準備を進める方もいらっしゃいます。こうした姿を拝見し、東京の農業を担う新たな人材が着実に育っていることを心強く感じました。

また、青梅庁舎では、畜産と堆肥づくりという二つの面から、東京の農業・畜産業を支える取組が行われています。青梅畜産センターでは、同庁舎内の畜産技術科による研究成果を活かしながら、東京ブランド畜産物を支える種畜(しゅちく)の維持・生産・配付に取り組んでおり、東京の畜産を下支えする役割を担っています。有機農業堆肥センターでは、有機農業や環境保全型農業を推進するため、青梅庁舎で飼育している牛、豚、鶏のふんも活用しながら、良質な堆肥の生産・販売や、堆肥生産技術の普及に取り組んでいます。こうした取組を見て、限られた資源を有効に循環させ、環境に配慮した農業を支えていくことの大切さを改めて感じました。

最後に、奥多摩さかな養殖センターでは、東京の河川や養殖業で利用されるマス類の種苗(卵や稚魚)を生産・配付しています。主にヤマメ、ニジマス、イワナ、奥多摩やまめの種苗を生産し、河川や釣り場を管理する漁協や、養殖を行う漁協へ供給することで、東京の内水面漁業や地域の水辺の魅力づくりを支えています。渇水や濁水への対応、魚の病気の予防など、日々の細やかな管理に加え、状況によっては夜間の対応も必要となる気の抜けない仕事ですが、職員の皆さんが一尾一尾を大切に育てている様子が印象的でした。

今回の訪問を通じて、それぞれの現場で職員が日々工夫を重ねながら業務に取り組み、東京の農林水産業を支えていることを実感しました。各施設での説明や意見交換を通じて、現場の知恵や熱意に触れることができ、財団の取組を進めていく大きな励みとなりま した。

今後も東京の農林水産業の振興に向けた財団の取組を分かりやすく発信してまいりますので引き続きご覧いただけますと幸いです。皆様からのご意見ご感想なども、ぜひお寄せください。

(花粉の少ない森づくり運動)https://moridukuri.tokyo/

河辺庁舎  八王子研修農場

奥多摩さかな養殖センター
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