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奥多摩さかな養殖センターでは、ヤマメ、ニジマス、イワナを養殖し、種苗(卵や稚魚)を生産し、都内の養殖業者や河川漁協に供給することによって、東京都内水面漁業の振興を図っています。
また、全雌三倍体の「奥多摩やまめ」の生産や、病気に強い魚を作る試験研究などにも取り組んでいます。
水管理、水槽清掃、給餌などの毎日の作業の他、魚の育成期(春~秋)には選別や稚魚配付、採卵期(秋~冬)には採卵、検卵、発眼卵配付などの業務があります。
奥多摩さかな養殖センターでは、親魚を大きく育て、卵をとり、受精させ、ふ化を見守り、稚魚として配付し、また親を育てるといった一連の種苗生産業務に関わることができ、とてもやりがいがあります。
自然や生き物を相手にする仕事なので、思うようにならず大変な時もありますが、日々経験を積み重ね、良い種苗を生産できるよう職場の同僚と協力して頑張っています。