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奥多摩さかな養殖センターでは、ヤマメ、ニジマス、イワナを養殖し、種苗(卵や稚魚)を生産し、都内の養殖業者や河川漁協に供給することによって、東京都内水面漁業の振興を図っています。
また、全雌三倍体の「奥多摩やまめ」の生産や、病気に強い魚を作る試験研究などにも取り組んでいます。
水管理、水槽清掃、給餌などの毎日の作業の他、魚の育成期(春~秋)には選別や稚魚配付、採卵期(秋~冬)には採卵、検卵、発眼卵配付などの業務があります。
奥多摩さかな養殖センターでは、親魚を大きく育て、卵をとり、受精させ、ふ化を見守り、稚魚として配付し、また親を育てるといった一連の種苗生産業務に関わることができ、とてもやりがいがあります。
自然や生き物を相手にする仕事なので、思うようにならず大変な時もありますが、日々経験を積み重ね、良い種苗を生産できるよう職場の同僚と協力して頑張っています。

野菜や花など、東京農業に関する様々な試験研究や栽培管理などの補助を行っています。
農業や植物に関する仕事は初めてで、戸惑うこともたくさんありましたが,研究員や先輩職員が親切に指導してくれます。
夏の炎天下や雨の中で作業することもあり、決して楽なだけの仕事ではありませんが、ここでの研究成果が東京の農家さんに還元され、都民の方々の豊かな生活に結びつくと思うと,とてもやりがいがあります。

トウキョウ Xというブランド豚を担当しています。今まで畜産に全く縁がありませんでしたが、先輩職員に親切丁寧に教えてもらい、仕事に慣れることができました。生き物を相手にする仕事なので、大変なこともありますが、より良い環境で育てた豚をお届けできると思うと、とてもやりがいのある仕事です。

コンポターン、ホイールローダ、横型ロータリー等の機械や施設を使用して、家畜ふんと副資材(剪定枝チップ)を混合して、年間約400tの「とうきょう元気堆肥」を生産しています。
完成した堆肥は登録会員を対象に、年間約360tを販売しています。
残りの40tは「ふるいカス」で販売ができないため、有効利用することが課題です。
堆肥センターでは、来場されるお客様のために植栽、除草、清掃などの環境美化にも取り組んでいます。
有機農業堆肥センターでは「とうきょう元気堆肥」を生産して、都内の農業者や都民の皆様に販売するという業務を行っています。
現在、500名を超えるお客様に会員登録をしていただいております。 「とうきょう元気堆肥」は人気が高く、生産が追い付かない状態です。
希望するお客様には、予め袋に詰めた状態で販売することもあります。毎日の作業は大変ですが、新しいことにチャレンジすることもできて、とてもやりがいのある仕事だと感じます。