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多摩の森林のスギ・ヒノキは40年生以上が9割を占め、伐採・利用の時期を迎えています。
しかし木材価格の低迷、労務費の高騰から伐採・更新がほとんど行われていません。その結果、花粉をつける林齢のスギ・ヒノキが増え、多くの花粉を飛散させています。
主伐事業は、スギ・ヒノキ林を伐採し、伐採跡地に花粉の少ないスギなどを植栽することで、花粉の少ない森づくりを進めるとともに、多摩産材の安定供給、東京の林業の活性化を図ります。
主伐事業申込書(説明資料付) [PDFファイル/1.48MB](令和6年4月版)
※今まで奥多摩町の多摩川北岸地域については、シカの食害等の問題により主伐事業を控えてきましたが、東京都及び奥多摩町と協議を行い、伐採後にシカ柵等を設置することにより、シカの食害等を防げるとの判断から、多摩川北岸地区においても、主伐事業を実施することになりました。
花粉をつけているスギの枝
スギの伐採
伐採木の集材
トラックへの材の積み込み
地拵え(じごしらえ)後の施業地
花粉の少ないスギに植え替えられた山林
総合的な花粉症対策(東京都産業労働局)<外部リンク>