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都民に森林の魅力を伝え、親しみを持って頂くため、森林イベントを開催しました。イベント当日の様子を、ご報告します。
今回の森林ふれあい教室では、三角形のクリスマスリースを作りました。三角の基礎を作るとき針金で枝を固定するのが少し難しく、みなさん苦戦されていました。
飾り付けでは、アジサイや松ぼっくり、バラのような形をしたヒマラヤ杉の実等、様々な木の実を使って、世界に一つだけのオリジナルリースを完成させました。
参加者からは「材料が沢山あって、とても楽しかった。」「楽しいクリスマスにします、来年も参加したいです。」など喜びの声を頂きました。
今回の森林浴登山は、JR青梅線宮ノ平駅からスタートし、愛宕山分岐を経て赤ぼっこへ向かうコースでした。赤ぼっこから見る景色は青梅の街並みや奥多摩の山々・東京の都心まで見える眺望をたっぷり堪能できました。又、河原に降り、専門の先生指導の下、河原の石を使った火熾し体験を行いました。山から降りてくる様々な石の特徴・種類を実際に探し比較しました。山歩きを楽しみ、自然に触れあえた一日となりました。
今回の森林浴登山は、JR青梅線古里駅からスタートし、飯森杉を経て大塚山へ向かうコースです。当日は晴天で気温が高くなりましたが、登山道は木陰で涼しく、気持ちよく登ることができました。木々から日の光のカーテンが差し込み、秋に向かう樹林の変化を感じました。林道や獣害柵の役割、スギ・ヒノキの区別の違い等を聞いたりと、東京の山にたっぷり触れあえた一日となりました。
今回の森林ふれあい教室では、テーブルなどに置ける珍しいリースを作りました。輪にしたツルの底部分を編み、形を整えるのが少し難しく、みなさん苦戦されていました。お楽しみの飾り付けでは、マツボックリやナンキンハゼなどたくさんの実を使って、思い思いの作品を完成させました。参加者からは「材料が色々あって楽しかった」「苦労したけど、すごくやりがいがあって充実していた」などの声を頂きました。
今回の森林浴登山は、上川乗バス停からスタートし、浅間嶺を経由して払沢の滝入口に下山するコースです。当日は雲が多く、残念ながら尾根から富士山を望むことはできませんでした。しかし、色づいた木々が、秋の深まりを感じさせてくれたり、東京の山で行われている森の循環の話を聞いたりと、森林にたっぷり触れあえた一日となりました。
毎年恒例の昆虫観察会は、新型コロナウイルス感染防止のため人数と時間を縮小し、立川庁舎で開催しました。昆虫が好む樹木や、トラップをしかけるコツを教えてもらいながら歩くと、カブトムシやギンヤンマなど、予想よりもたくさんの昆虫を見つけることができました。また、青々と茂っているウド畑を見た参加者からは「白い野菜のイメージだった。こんなに大きいと思わなかった」と感想を頂き、昆虫だけでなく、農業にも触れることができた観察会となりました。