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(公財)東京都農林水産振興財団では、東京都からの受託事業として、都内の緑化推進と農地保全を図ることを目的に、市街化区域内の農地を活用して都内の道路や公共施設に植栽する苗木を生産・供給する「苗木生産供給事業」を実施しています。
苗木生産供給事業では、毎年、主に都内で生産された稚苗(ちびょう)を購入し、10月、12月、3月の3回に分けて畑に定植します。
稚苗を定植する前に、適切に栽培管理が行われるよう、毎年7~8月の暑い時期に、都内各地の畑を回って現地確認を行います。
今から約3年前(2017年秋)、畑に定植したばかりのサツキです。
現在(2020年夏)、苗は大きく成長し、そろそろ供給時期を迎えます。
畑で2~3年栽培された苗は、都内の緑化を推進するため、道路や公共施設の緑化苗木として出荷されます。
植栽されたサツキは、春にはこのような美しい花を咲かせます。