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こんにちは!(公財)東京都農林水産振興財団の緑化苗木担当です。
今回は、12月に稚苗を植え付けした、苗木の畑や冬の
稚苗畑の様子をご紹介いたします。
12月に植え付けたシモツケの稚苗です。
適切な間隔・深さに植え付けされた不織布ポットが、美しく並んでいます。
不織布ポットに稚苗を植え付けるのはひと手間かかりますが
出荷時の根へのダメージが少なく、現場で
植え付けをする時に枯れにくい利点があります。
同じく12月に植え付けた稚苗たちです。
左上から右下にかけて、レンギョウ、タイリンキンシバイ、ヤマブキ、ユキヤナギです。
植栽間隔が決まっているため、その通り植え付けられているか検査します。どの畑もばっちりでした。
今は寂しいですが、春になると新しい枝が次々に伸び、緑でいっぱいになります。
こちらは1月上旬頃の、ドウダンツツジの畑です。
早朝に伺ったところ、畑の表面が凍っていました。
厳しい寒さの中でも、枝の先端に新芽がたくましく付き
春を待ちわびているようでした。
ここから、稚苗の畑の様子をご紹介します↓↓
こちらは、1月下旬頃のヒラドツツジ稚苗の畑になります。
ヒラドツツジはその名の通り、長崎県平戸市が
原産のため、冬の寒さに弱い傾向があります。
また稚苗は小さく特に寒さに弱いため、このように
ネットをかけて風や霜から苗を守ります。
ネットの中の稚苗は青々として元気に育っていました。
3月になると苗木ほ場へ、植え付けを開始します!