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IoT・AIの活用:鉢花等の高度底面給水システム
共同研究の概要
都農総研との共同研究開発グループ |
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日本大学生物資源科学部・株式会社オネスト |
鉢花等の生産における灌水作業の省力化と適正な栽培が可能になるように、低コストな底面給水装置と、ICTを活用した成長解析を組み合わせた底面給水システムを共同開発します。
作業労力軽減を目指した鉢花等の高度底面給水システムの開発報告書を公開(R6年3月29日)
鉢花等の灌水労力を削減するために、低コストな底面給水システムを開発し、自動灌水栽培の試験を行いました。
作業労力軽減を目指した鉢花等の高度底面給水システムの開発 [PDFファイル/2.49MB]
試作した自動底面給水装置を用いたペチュニア栽培試験開始(R4年5月13日)
作業労力の軽減を目指し、令和4年4月から開発を始めた自動底面給水装置を用い、ペチュニアを栽培しました。本装置は鉢用土に挿した水分センサーで鉢内の乾燥状態を把握し、それをもとに給水時期を決定します。慣行栽培では目視で確認し潅水を行いますが、本装置を用いればその手間がかかりません。ペチュニアの品質は慣行と同等のものとなり、実用性が高いことが分かりました。今後はより安価で生産現場へ普及しやすい装置へと改良を進めます。