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都民に森林の魅力を伝え、親しみを持って頂くため、森林・林業に関するイベントを開催しました。イベント当日の様子を、ご報告します。
今回の森林浴登山では「馬頭刈山」を登ります。
高明山から馬頭刈山の間には、「関東富士見百景」の銘板があり、 天気によっては富士山を望めます。
また、コース終盤で立ち寄れる貴布禰伊龍神社では社殿の横に巨岩と滝があり、風情を感じることが出来ます。
当日は、富士見銘板からの富士山は残念ながらよく見えませんでしたが、高明神社跡に上がる前の景観伐採地より見ることが出来ました。
泉沢尾根の急坂は慎重に下り、途中の「多摩の森」看板において休憩を兼ね、当財団から東京の森林・林業にかかる事業説明をしました。
参加者の皆様には、歩き続けて多少の疲労は見られるものの、職員の講話を真剣に聞いていました。
山で見かけるいろいろな標識やペンキマークなどについても、適宜解説をしました。
当イベントの企画を担っている森林ガイドのご協力もあり、想定していた所要時間よりも30分程早く下山することが出来ました。
ご参加ありがとうございました。
※森林浴登山イベントにおいては、参加者の皆様の安全を最優先に、天候状況を鑑み当日ご参集いただいたのち解散することもございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、参加申込時に予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
令和7年度最初の森林浴登山では、金比羅山をテーマにセッコクを観察できるコースをご案内しました。
平日の開催でしたが、30名近くの参加者にお集まりいただきました。
金比羅山と南沢山間には好展望の皆伐斜面があり、森林維持を考える良い機会です。「山抱きの大樫」の観察では樹木の偉大さを感じられます。
道中では当財団の伐採や植林事業について解説いたしました。東京の森林・林業についてご理解いただくため、参加者の皆様に分かりやすく説明するのも大切です。
南沢あじさい山の「セッコク」にみなさんは大変感激されていました。
また、樹齢300年といわれる樫の大木(ウラジロガシ)が大きな石灰岩に力強く根を張っている姿は圧巻です。
当イベントを通じて少しでも、東京の森林・林業について興味を持っていただければ幸いです。
ご参加ありがとうございました。
※森林浴登山イベントにおいては、参加者の皆様の安全を最優先に、天候状況を鑑み当日ご参集いただいたのち解散することもございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、参加申込時に予めご了承いただきますようお願い申し上げます。