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令和7年度イベント報告(森林浴登山・森林ふれあい教室)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0089226 更新日:2026年3月30日

イベント報告

都民の皆さまに森林の魅力を伝え、親しみを持って頂くため、森林・林業に関するイベントを開催しました。
イベント当日の様子をご報告します。

令和7年度 第3回森林ふれあい教室「野鳥観察会」
(令和8年2月28日(土曜日))

八王子・日野カワセミ会の方々を講師にお招きし、野鳥観察会を開催いたしました。
今回は17名の方にご参加いただき、バードウォッチング初心者から経験者まで幅広くご参加いただきました。

当日は東秋留駅から道の駅「八王子滝山」まで、住宅街や田畑、河川敷、雑木林、池、川などさまざまな環境を歩きながら観察を行いました。
目が慣れないうちはすぐに野鳥が見つけられないこともありますが、講師の方が素早くフィールドスコープを合わせて見せてくださるため、初心者の方も安心して観察できました。フィールドスコープは双眼鏡より大きく鮮明に観察できるため、普段はなかなか見られない野鳥の姿に皆さん興味津々のご様子でした。モズの縄張り争いや河原の石に紛れるイカルチドリなど、見どころの多い観察会となりました。風が強く、なかなか鳥に出会えない場面もありましたが、目標としていた40種を超える46種の野鳥を観察することができました。
今回観察した野鳥は下記の表にまとめておりますので、ぜひご覧ください。

また、今回観察したカシラダカをはじめ、私たちの身近な野鳥であるコサギなどが、3月に環境省から公表された第五次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)に加えられました。人間にとって、草原や林、湿地、干潟などは、何もなく利用されていない土地のように思われがちですが、野鳥にとっては、そうした場所が大切な餌場や繁殖地となっています。こうした環境は開発や埋め立てによって失われやすく、わずかな変化によって、それまで見られていた野鳥がその地域から姿を消してしまうこともあります。野鳥に関心がなければ、人間の活動が与える影響や、野鳥の減少に気づきにくいかもしれません。今回の観察会をきっかけに、私たちの身の回りで少しずつ数を減らしている野鳥たちに、少しでも関心を持っていただければ幸いです。

この度は野鳥観察会にご参加くださり、誠にありがとうございました。
またのご参加を心よりお待ちしております。

田畑でバードウォッチング 河川敷でバードウォッチング
川でバードウォッチング 池でバードウォッチング

観察した野鳥

種名
カモ目 カモ科

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、
コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ

ハト目 ハト科 キジバト
ツル目 クイナ科 オオバン
カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ
チドリ目 チドリ科 イカルチドリ
シギ科 イソシギ
カツオドリ目 ウ科 カワウ
ペリカン目 サギ科 アオサギ、ダイサギ
タカ目 タカ科 オオタカ、トビ、ノスリ
キツツキ目 キツツキ科 コゲラ
スズメ目 モズ科 モズ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ科 シジュウカラ、ヤマガラ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
ウグイス科 ウグイス
セッカ科 セッカ
メジロ科 メジロ
ムクドリ科 ムクドリ
ツグミ科 ツグミ
ヒタキ科 ジョウビタキ
スズメ科 スズメ
セキレイ科 キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ
アトリ科 カワラヒワ
ホオジロ科 ホオジロ、カシラダカ、アオジ
外来種 コジュケイ(キジ目キジ科)、カワラバト(ハト目ハト科)

 

令和7年度 第2回森林ふれあい教室「クリスマスリース作り」
(令和7年12月6日(土曜日))

毎年大好評の「クリスマスリース作り」を今年も開催いたしました!ご家族連れからお一人参加の方まで、幅広い年代の方が参加されました。

今年度は枝の枠に2つのリースを組み合わせたデザインとなりました。講師の関根千枝子先生の指導の下、クリスマスリースの制作を行いました。

リースのデザイン

制作は、ケヤキの枝でリースの枠組みを作るところから始まります。型紙を参考に枝を組み合わせ、最後にワイヤーでしっかり固定します。ワイヤーが緩いと壊れやすくなってしまうため、固定の際は両手でしっかりと締めることが重要です。枠組みが完成したら、リース本体を中に入れてワイヤーで固定すれば土台の完成です。

飾り付けに使用する材料は、東京の森林や財団の敷地内で採れた木の実や葉を使用しています。今回は松ぼっくりやどんぐりといった身近な素材から、シダーローズやストローブマツなどリースによく使われる木の実など約40種類の材料をご用意しました。

同じ種類の木の実でも形や色が少しずつ異なるため、参加者の皆様は真剣に材料を選ばれていました。選んだ材料は、ワイヤーやグルーガン、ボンドを使って丁寧に固定していきます。リースの飾り付けは一見簡単そうに見えますが、実は最も時間のかかる工程です。レイアウトや固定方法に悩みながら、試行錯誤を重ねて自分だけのデザインを作り上げていきます。最後にリボンを飾れば、世界にひとつだけのクリスマスリースの完成です。

制作後は、参加者の皆様に作品発表をしていただきました。思いのこもったリースはどれも素敵で、それぞれの個性が光る素晴らしい作品となっておりました。

この度はご参加いただき、誠にありがとうございました。またのご参加を心よりお待ちしております。

 

リース教室 リース教室リース教室 リース教室

 

令和7年度 第6回森林浴登山 陣馬山「見頃を迎える紅葉と山頂からの富士山眺望が楽しみな陣馬山ハイキング」(令和7年11月15日(土曜日))
※第5回 森林浴登山「浅間嶺」(令和7年10月25日(土曜日))は雨天中止となりました。

今回の森林浴登山「陣馬山」には、10名の参加者の皆様にご参加いただきました。

当日は天候に恵まれ、赤や黄色に色づいた美しい紅葉を楽しみながらの山行となりました。

陣馬高原下バス停から陣馬新道登山口までは、舗装された坂道を進みました。ちょうど紅葉の最盛期ということもあり、道中では多くの登山者とすれ違いました。

長い坂道を抜けると、いよいよ針葉樹に囲まれた登山道へ。登山道には木の根が露出した箇所や階段状の段差が多く、足元に注意しながら登っていきました。

山頂に近づくにつれ広葉樹が増え、美しい紅葉が姿を見せ始めます。黄色に染まった木々のトンネルを抜けると、まもなく陣馬山の山頂です。お昼時の山頂は多くの登山者で賑わっていました。有名な白馬のモニュメント前で集合写真を撮影した後、お昼休憩に入りました。

山頂からの眺望は格別で、暖かい日差しを受けて黄金色に輝くススキや真っ赤に染まった紅葉など、この時期ならではの陣馬山の景観を楽しむことができました。ほとんど雲に隠れていましたが、雪化粧した富士山もわずかに姿を見せてくれました。

下山は栃谷尾根方面へ。しばらく下ると栃谷集落へと出ます。集落には無人販売所が複数あり、お土産に農産物を購入される参加者の方もいらっしゃいました。

今回は秋晴れの中、皆様に紅葉を存分に楽しんでいただけたことを嬉しく思います。
ご参加いただき、誠にありがとうございました。

 

陣馬山へ向かう登山道 陣馬山の紅葉 紅葉の中を歩く 陣馬山山頂での集合写真

 

※森林浴登山イベントにおいては、参加者の皆様の安全を最優先に、天候状況を鑑み当日ご参集いただいたのち解散することもございます。

ご迷惑をおかけいたしますが、お申し込みの際に予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

令和7年度 第4回森林浴登山 南高尾風景林「南高尾風景林(国有林)で森林浴を楽しむ!」
(令和7年9月27日(土曜日))

今回の森林浴登山「南高尾風景林」には、17名の参加者の皆様にご参加いただきました。
南高尾風景林は「レクリエーションの森」に指定されており、多様な植物が保護されています。

当日は天候にも恵まれ、少し汗ばむほどの陽気の中で気持ちの良い山歩きを楽しみました。
前半は林道を歩き、木漏れ日や野鳥のさえずりに癒されながら進みました。

林道内では、可憐な花を咲かせるツリフネソウや、シャンデリアのような花を咲かせるヤマホトトギス、葉からレモンのような香りがするレモンエゴマなど、さまざまな植物を森林インストラクターの解説を聞きながら観察しました。
昼食場所となった草戸山(標高364m)の山頂からは、相模原の街並みを見下ろすことができ、青空の下、心地よい風を感じながらゆっくりと休憩をとりました。

後半はアップダウンの続く道を、休憩をはさみながら慎重に歩きました。

登山道沿いでは、真っ赤なキノコ「タマゴタケ」を見かけることもありました。「タマゴタケ」という名前は、幼菌の頃に白い膜に包まれて卵のような姿をしていることに由来しています。鮮やかな赤色をしているため毒キノコのように見えますが、実は食用にもなるそうです。

タマゴタケ

※タマゴタケに似た毒キノコも存在するため、専門家の鑑定なしに自生しているキノコを食べるのは大変危険です。また、許可なく採取することも控えましょう。

今回の森林浴登山イベントが森林や自然に興味や親しみを持つきっかけとなりましたら幸いです。
この度はご参加くださりありがとうございました。

 

今回観察できた動植物 ※確認できたものを記載

【植物】
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)、クズ(マメ科)、ミズヒキ(タデ科)、ムラサキシキブ(シソ科)、キバナアキギリ(シソ科)、レモンエゴマ(シソ科)、ヤマホトトギス(ユリ科)、ツリフネソウ(ツリフネソウ科)、ツチアケビ(ラン科)、ノブキ(キク科)、シロヨメナ(キク科)、ウワミズザクラ(バラ科)、ハリキリ(ウコギ科)、ゴンズイ(ミツバウツギ科)、アブラチャン(クスノキ科)、スギ(ヒノキ科)、ヒノキ(ヒノキ科)、イヌシデ(カバノキ科)、モミ(マツ科)、タマゴタケ(テングタケ科)

【野鳥】
シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、ハシボソガラス、カケス、トビ、ガビチョウ、ヤマドリ(羽根)

【野生動物】
イノシシ(足跡)

 

登山の様子 ツチアケビ
集合写真(R7南高尾風景林) 草戸山からの眺望

 

※森林浴登山イベントにおいては、参加者の皆様の安全を最優先に、天候状況を鑑み当日ご参集いただいたのち解散することもございます。

ご迷惑をおかけいたしますが、お申し込みの際に予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

令和7年度 第1回 森林ふれあい教室 「夏の昆虫観察会」
(令和7年7月28日(月曜日))

 毎年恒例の「夏の昆虫観察会」を今年も開催いたしました。
今回は16名の方にご参加いただきました。

当日は快晴で猛暑のなかでの開催でしたが、子どもたちは暑さに負けず元気いっぱい!
みんな夢中になって昆虫探しや昆虫観察をしていました。

最初は虫を捕獲するのに苦戦していた子どもたちでしたが、あきらめず何回もチャレンジすることで すぐに上達し、あっという間に虫かごの中が様々な種類の昆虫たちでいっぱいになりました。 最初は虫を捕獲するのに苦戦していた子どもたちでしたが、あきらめず何回もチャレンジすることで すぐに上達し、あっという間に虫かごの中が様々な種類の昆虫たちでいっぱいになりました。

子どもたちに大人気なカブトムシをはじめ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、カナブン、オンブバッタ、 カマキリ、アブラゼミ、ミンミンゼミなどたくさんの昆虫を観察することができました。
また水場ではアメリカザリガニやアメンボ、川エビのほかに、なんと大きなアオダイショウまで!
これには参加者の方々もびっくり! 住宅街に囲まれた場所なのに蛇が出るなんて!と驚きのご様子でした。

昆虫トラップの作り方レクチャーでは参加者の方々にも実践していただきました。
昆虫トラップの材料はストッキング・バナナ1本・焼酎の3つです。 作り方はとても簡単でストッキングにバナナを入れ、焼酎をしみこませるだけ! あとは樹木に吊るせば、匂いにつられて昆虫たちが寄ってきてくれます。

 レクチャーの最後には講師の杉村先生からとっても嬉しいサプライズが!
 カブトムシのプレゼントに子どもたちは大喜び!みんな大興奮のひと時でした。

そしてほ場での観察会が終わったあとは、涼しい屋内で昆虫標本の作り方講座を開催いたしました。
昆虫標本作りはハードルが高いと思われてしまいがちですが、実は身近なお店や100円ショップで売っているものでも作成できるそうです。また、昆虫標本を作ったら必ずラベルを作成しましょう。採取場所、採取した年月日、採取者の書かれたラベルがあることで 初めて学術的な標本となります。いま身近な場所で見ることのできる昆虫でも、もしかしたら数十年後には いなくなってしまうかもしれません。 そうしたときにラベルのある標本が残っていたらとても貴重な記録となるそうです。

今回のイベントではたくさんの昆虫と生き物を観察することができ、参加者の皆様に自然に触れ合うことの 楽しさを知っていただけることができました。
この度はご参加くださり、ありがとうございました。

 

シマトネリコにいる昆虫を観察 雑木林で昆虫観察
堆肥で昆虫探し 噴水広場で生き物探し

 

令和7年度 第3回森林浴登山 馬頭刈山「渓谷から登る富士見のみち」
(令和7年6月7日(土曜日))

今回の森林浴登山では「馬頭刈山」を登ります。
高明山から馬頭刈山の間には、「関東富士見百景」の銘板があり、 天気によっては富士山を望めます。
また、コース終盤で立ち寄れる貴布禰伊龍神社では社殿の横に巨岩と滝があり、風情を感じることが出来ます。

当日は、富士見銘板からの富士山は残念ながらよく見えませんでしたが、高明神社跡に上がる前の景観伐採地より見ることが出来ました。

泉沢尾根の急坂は慎重に下り、途中の「多摩の森」看板において休憩を兼ね、当財団から東京の森林・林業にかかる事業説明をしました。
参加者の皆様には、歩き続けて多少の疲労は見られるものの、職員の講話を真剣に聞いていました。 
山で見かけるいろいろな標識やペンキマークなどについても、適宜解説をしました。

当イベントの企画を担っている森林ガイドのご協力もあり、想定していた所要時間よりも30分程早く下山することが出来ました。
ご参加ありがとうございました。

 

登り風景 景観伐採地集合写真 解説風景

 

※森林浴登山イベントにおいては、参加者の皆様の安全を最優先に、天候状況を鑑み当日ご参集いただいたのち解散することもございます。
 ご迷惑をおかけいたしますが、お申し込みの際に予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

令和7年度 第2回森林浴登山 金比羅山「森林浴、セッコク、巨樹を楽しむ」
(令和7年5月29日(木曜日))
※第1回森林浴登山「大羽根山」は檜原村上川乗地区での土砂崩れによる都道通行止めで中止いたしました。

令和7年度最初の森林浴登山では、金比羅山をテーマにセッコクを観察できるコースをご案内しました。
平日の開催でしたが、30名近くの参加者にお集まりいただきました。

金比羅山と南沢山間には好展望の皆伐斜面があり、森林維持を考える良い機会です。「山抱きの大樫」の観察では樹木の偉大さを感じられます。

道中では当財団の伐採や植林事業について解説いたしました。東京の森林・林業についてご理解いただくため、参加者の皆様に分かりやすく説明するのも大切です。

南沢あじさい山の「セッコク」にみなさんは大変感激されていました。
また、樹齢300年といわれる樫の大木(ウラジロガシ)が大きな石灰岩に力強く根を張っている姿は圧巻です。

当イベントを通じて少しでも、東京の森林・林業について興味を持っていただければ幸いです。
ご参加ありがとうございました。

 

伐採現場での解説風景 道中での草花鑑賞大樫の木 集合写真

 

※森林浴登山イベントにおいては、参加者の皆様の安全を最優先に、天候状況を鑑み当日ご参集いただいたのち解散することもございます。
 ご迷惑をおかけいたしますが、お申し込みの際に予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

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