生産緑地買取・活用支援事業

印刷ページ表示大きな文字で印刷ページ表示ページID：0033149 更新日：2024年10月29日

生産緑地買取・活用支援事業（区市あて補助事業）
生産緑地等※1 を買い取り、農的な利用※2 を行う区市を支援します！

　東京都には、市街化区域内において良好な都市環境の形成に役立てるものとして、区市が指定した生産緑地が約2,800ヘクタールあります。
　当財団では、このような都市の農地を将来にわたって確実に保全していくために、様々な事情により買取り申出された生産緑地等を区市が農的な利用を目的として購入し、整備するための支援を実施しています。
　

※1「生産緑地等」
　「支援の内容」の「生産緑地等買取」をご覧ください。

※2「農的な利用」
　市民農園、福祉農園、体験農園、セミナー農園、農業研修施設等として利用すること。

　　農園② 　

農福連携農園（世田谷区）　※令和4年度～令和6年度　生産緑地買取・活用・運営支援事業活用。

体験農園（調布市）　※令和4年度～令和5年度　生産緑地買取支援事業活用。

支援の内容


生産緑地等買取支援
対象経費	区市が、買取り申出された生産緑地等（※）を買い取る場合の経費
補助率	対象経費の3分の2以内（1区市当たり1ヘクタールまで）

※　買取り申出された生産緑地等

主たる箇所が生産緑地法第3条により生産緑地地区として指定されている土地が対象となります。
過去に生産緑地地区として指定されており、買取りの申出により区市の公社等が買い取っている土地も含みます。
「主たる箇所が生産緑地地区として指定されている」とは、申請面積のうち5割以上を生産緑地が占めていて、残りの面積は、その生産緑地と一体的に農的に利用する市街化区域内農地であることをいいます。
　
買い取るに当たっては、農的な利用を目的とした買取であることが条件となります。生産緑地と一体的に利用する市街化区域内農地とをあわせて買い取る場合には、この生産緑地と市街化区域内農地とを一体的に農的に利用することを目的に購入する必要があります。
　
公園または緑地として都市計画決定されている区域内の生産緑地でも、申請可能な場合があります。
詳しくは、下の図及び「生産緑地買取・活用支援事業に対する補助事業採択基準」（東京都）をご覧ください。


買取生産緑地等の活用支援
対象経費	区市が、「生産緑地等買取支援」で買い取った生産緑地等において、都の政策課題の解決に役立てる施設（※）を設置する場合の経費
補助率	5分の4以内（1区市当たり補助上限額1億円）

※「都の政策課題の解決に役立てる施設」

　高収益型農業を目指す農家の育成施設
　東京型統合環境制御生産システム「東京フューチャーアグリシステム®」（東京都農林総合研究センター開発）を用いた栽培施設（または同等の栽培施設）
　農福連携のための福祉農園等

東京フューチャーアグリシステム（ハウス内部・トマト）　　農福連携事例

　　　　　　　　　　　東京フューチャーアグリシステム®　　　　　　　　　　　　農福連携のための福祉農園

買取生産緑地等の運営支援
対象経費	区市が、「生産緑地等買取支援」で買い取った生産緑地等に対し、農的な活用の運営を軌道に乗せるための経費※
補助率	初年度：3分の2以内、2年目：3分の1以内（1区市当たり補助上限額1,000万円）

買取生産緑地等の運営支援

対象経費

区市が、「生産緑地等買取支援」で買い取った生産緑地等に対し、農的な活用の運営を軌道に乗せるための経費※

補助率

初年度：3分の2以内、2年目：3分の1以内

（1区市当たり補助上限額1,000万円）

※　計画策定や、専門家等による運営への助言・指導に要する経費